カメラ転売 稼げるジャンク品④フィルムカメラ編

今回はフィルムカメラの稼げるジャンク品に関して解説していきます。

フィルムカメラのジャンク品の種類はいろいろありますので、一気に覚えようとするのではなくいろいろ販売しながら身につけていきましょう。

また、フィルムカメラのジャンクは稼げる商品が多いので、これをマスターすることで稼げるスピードはアップすると思いますので何度も読み返すことをオススメします。

あとジャンク品を売る際の前提として、なぜジャンクなのかそれらの理由は必ず記載して販売するようにしましょう。

これらを隠して販売して稼ぐやり方もあるみたいですが、それでは詐欺に近いやり方ですしトラブルにもなるのでやらないように。

フィルムカメラ 使用可能なジャンク品

・モルトが劣化している

フィルムカメラは販売されてから数十年たっているものがほとんどで、全く使用していなかったとしてもどこかしら劣化などしてくる部分があります。

それの一つとして、モルトというのがあります。これは、カメラのミラーの部分にあるスポンジのようなものです。

これが劣化してくるとボロボロになって剥がれ落ちてくるので、これだけでジャンク扱いされているケースが多いです。(通常使用には全く問題ありません)

この劣化したスポンジを新たなスポンジに交換して貼り付けるだけです。

このモルトの劣化によって安く仕入れることができるので、今後フィルムカメラを扱う際は是非チェックしてみてください。

・セルフタイマーが動かない

フィルムカメラによってはセルフタイマー付きのカメラもあります。

このセルフタイマー機能が正確に動かないことによって安く仕入れられることもあります。

ですが、このセルフタイマー機能はそこまで重要ではありません。

このようなカメラをたくさん売ってきた僕の経験として、セルフタイマーが正常に動くか否かは落札相場いほとんど影響ないといった印象です。

というのも、セルフタイマーを使用する人はほとんどいないからです。

フィルムカメラはファインダー越しに写真を撮るのが好きな人が多いから?という理由かもしれません。

なので、セルフタイマーが機能しないことで安くなっているカメラを見つけたらチャンスですね!

・シャッター速度が不正確

フィルカメラのシャッター速度は
1, 1/2, 1/3, 1/4 ,1/250,,,,
といろいろあります。

このそれぞれのシャッタースピードが不正確なことでジャンク扱いされているカメラです。

このうちの低速(1,1/2)がちょっと長かったり、短かったりするものがあるので、そのようなカメラはジャンク扱いで売られていることがありますね。

人によっては低速で撮影をほとんどしない方もいらっしゃるので、相場より格安で売れるということはあまりない印象です。

・露出計が精度が不明 or 動かない

露出計というのはフィルムカメラの場合、ファインダーを覗くとメーターみたいなのがあるのですが、それのことですね。

このメーターが動かない or 不正確という理由でジャンク扱いされているカメラです。

このメーターのチェック方法は暗い所や明るい所によってちゃんとメーターが動くかどうがチェックする必要があります。

正直、露出計に関しては動かなくても問題なく撮影は可能なので、そこまで相場に影響はしない印象です。

フィルムカメラは外観が綺麗なものほど高く売れるので、外観がきれいであれば全然仕入れも可能ですね。

・アタリがある

アタリというのは打痕ですね。落としたりしたことで、本体にへこみがある状態です。一気に相場は下がる傾向がありますね。

アタリの度合いにもよりますが、程度によってはジャンク扱いされているカメラもあります。

アタリの部位はペンタ部や両肩の部分や、本体底などにできやすい印象です。

ニコンF アイレベルなどのカメラはペンタ部が尖っているので、そこにへこみがあると一気に人気はなくなりますね。

・ファインダーのコンディションが悪い

フィルムカメラは液晶モニターがないので、写真を撮る場合はファインダー内のコンディションが重要となってきます。

ファインダー内のコンディションが悪いとジャンク扱いで売られていることが多いです。

なので、ファインダーのコンディションによって相場にも影響していきますので、ちゃんとチェックしておきましょう。

ファインダーのコンディションは主に3種類ああります。
①チリホコリの混入
②くもっている
③プリズムの腐食

① チリホコリの混入

多くのフィルムカメラには多少のチリ・埃の混入はありますが、明らかにその度合いがひどい場合はジャンク扱いになっていたりします。

これはペンタブが取り外し可能なカメラの場合、清掃することで解決できる場合がありますので、そのようなカメラならやってみましょう。

②くもっている

これは、実際にレンズを付けてファインダーを覗いてみないと確認できないので、レンズないまま覗いて、はい!キレイ!としないようにしましょう。

よくわからない場合はカメラ屋さんに持っていってチェックしてもらうのもありですね。

③プリズムの腐食

これは度合いにもよりますが、軽度の場合、線上になっているだけでそこまで視界を遮ることはないのですが、重度の場合、視界の半分くらいまで腐食が進んでいることもあります。

その度合いによって価格も変わってくるので、ちゃんとリサーチしてから仕入れるようにしましょう。

フィルムカメラ 使用不可能なジャンク品

・シャッターが切れない

このようなフィルムカメラは完全にジャンクですので、外観が超キレイな場合以外は基本仕入れなくてよいです。

ただ相場が3万円以上するようなカメラの場合ならそれなりに売れるかもしれないので、破格で売られていたらチャンスかもしれません。

あと、僕は昔そのようなカメラを仕入れてカメラ屋さんで修理に出して売っていたこともありますが、その辺は興味があったらやってみても良いかもしれません。

あと、ものによっては電池を入れないとシャッターが切れないものもありますので、その辺のカメラは要チェックですね。

・シャッター膜に何らかの異常

フィルムカメラにはシャッター膜というものがあり、これがちゃんと貼られていないと撮影した際に何かしらの不具合が生じるので、基本的に使い物にならないジャンク品ですね。

シャッター膜交換だけ修理してくれるところもありますので、そのようなサービスを受けられるようでしたら仕入れてみるのもありですね。

まとめ

フィルムカメラは独学でカメラ転売を学んでいる人にとっては、なかなかとっつきにくい分野かもしれませんが、その分一度わかってしまえば一気に稼げる分野でもあります。

なので、苦手意識があってもとりあえずやってみましょう。

基本的に、
・シャッタースピードが全速切れる
・ファインダー内がキレイ
・シャッター膜問題なし

であれば最低限写真を撮る条件は満たしているので、この辺をチェックしていけばよいかと思います。

あとは、外観ですね。フィルムカメラは外観によってかなり相場価格が変わってくるので、いろいろなコンディションのカメラを売って相場感覚を身につけましょう。

こちらの記事もコンディション別で相場の解説をしておりますので、是非参考にしてみてください。

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