カメラ転売 稼げるジャンク品③ フィルム用レンズ編

今回はフィルムカメラ用のレンズのジャンク品に関して解説していきます。

フィルムカメラ用のレンズはデジタル用と違ってオートフォーカスなどの機能がないため、基本的に相場価格は外観と、レンズ内のコンディションで決まる傾向があります。

また、基本的にフィルムカメラ本体に異常がなければどんなレンズを使用しても撮影は可能なので、今回は使用不可のジャンク品に関しての説明は省略させていただきます。

使えるジャンクレンズ

・レンズ内コンディション

レンズ内のコンディションもいろいろあります。

この辺はいろいろ売っていくことで身につく知識でもありますので、読んで終わりではなく、しっかり販売もして身に着けていきましょう。

また、分解可能なレンズであれば、これらをジャンク品で安く仕入れて修理専門店で清掃してもらうことも可能なので、時間がある方や近くにカメラ屋さんがある方はぜひそちらもチャレンジしてみてください。

それではレンズ内のコンディション４つ順に解説していきますね。

①チリホコリの混入

カビくもりはなくてもチリ・埃の混入がひどくジャンク品として売られているレンズです。

程度にもよりますが、フィルムカメラ用のレンズがどれも多少のチリ・埃の混入はあるので、相当ひどくなければ相場程度で販売可能です。

②カビ

湿気の多い環境で長い間放置されたことによってレンズ内にカビが発生しているレンズです。

カビも１ミリ程度の物からレンズ全面に渡り広がっているものまで様々あり、撮影に影響ない程度のカビでしたらその画像も添付することで、相場近くの価格で売ることも可能です。

③くもり

くもりもカビと同じく程度によって価格が変わってきます。

A: ちょっと覗き込んでみて明らかにわかるもの
B: ライトを照らしてじっくり見ないとわからない程度のもの

と様々です。

Aのようなくもりは基本的に撮影に影響しますので、相場より安く売られることがあります。

Bのようなペンライトを照らしてじっくり見ないとわからない程度のくもりでしたらそこまで通常撮影に影響ないことが多いので、安く売られていればチャンスですね。(キタムラのCランクでたまにあります。)

④バルサム切れ

バルサム切れはくもりのように見えることもありますし、カビのように見えることもあります。

最初はどのような症状がバルサム切れかわかりにくいので、店員さん聞くのが一番早いですね。

判断はくもりと一緒で撮影に影響あるかないかで判断していくと良いでしょう。

・絞り羽

フィルム用レンズは絞り羽を手動で調節できるようになっており、その調節に何らかの不具合が生じているものです。

何の異常もないように見えて油じみがあるからジャンクというものもあります。
こちらは撮影にほとんど影響ないので安ければ仕入れても大丈夫です。

後はちゃんと動くかですね。動かない場合は明るさが調節できないので、
そこまで高く売れない傾向があります。

・ヘリコイドの固さ

これはピントを調節する際に使う

凄く固いものや、緩すぎるものはジャンク品として売られていますがレンズ内がキレイであればそこまで価格に影響してこないのかなといった印象なので、この類のレンズが安く売られていたらチャンスですね^^

●まとめ

これからジャンク品のフィルム用レンズを扱い方は参考になるようなことをまとめました。

ここで紹介したものを一気に覚えようとするのではなく、何十個・何百個と売っていくうちに身につく知識なので、あくまでも参考程度にしてもらえればなと思います。

とにかく稼げるようになるには、たくさん売って経験値を上げるのが近道ですので、それを忘れずに行動していきましょう。